■約2年半ぶりのフルアルバム「遊園地は遠い」2020.2.5 RELEASE!

DELICIOUS LABEL
QECD-10012(BUMP-089) / ¥2,500 (tax in)


01. つまんないね
02. 愛は不健康
03. カールフリードリッヒの時間旅行
04. ハミングバードちゃん
05. あそぼ
06. 絵と空の事
07. 孤立した街
08. feel empty
09. 着地
10. Daydream old dog

ここにいながら向こうに自分を飛ばしてそこから見えた世界や自分の状況にタイトルをつけました。『遊園地は遠い』
億劫で行かないのか、行きたくても行けないのか。
今回、今までやってない事に挑戦してます。
『この曲はカッコよくなるだろうか。。』
と疑いながらアレンジしていったものもあります。
結果カッコよくなったので
『どんな曲やってもシュリスペイロフになるなぁ』と実感したアルバムです。
一皮剥けたんじゃないかと思ったりします。
結構楽しく聴けるアルバムだと思います。
宮本英一(Vo&Gt)



■1年2ヶ月ぶりのフルアルバム「聞えた」2017.10.4 RELEASE!

DELICIOUS LABEL
QECD-10005(BUMP-069) / ¥2,500(tax in)


01. きみのマンガ
02. わたしをみつけて
03. ななし
04. シェア
05. スクラップ
06. 水の中
07. 愛された日々
08. 退屈な夢
09. グリード
10. ガール


聞こえた瞬間に音は消えはじめて、また次の音が鳴りだす。
瞬間を連続させる。
意味よりも、もっと美しいものを見ようとする。
音楽は君や僕と同じだ。
たくさんの瞬間をこのアルバムと過ごしたらきっと楽しいと思う。
宮本英一(Vo&Gt)


■宮本英一セルフライナーノーツ■

1. きみのマンガ
さわおさんのアイディアが入って、はじめよりもっとかっこよくなった曲。
現実は疑わしい。まだ夢から覚めてない。
あのマンガで会おう。

2. わたしをみつけて
スカッとする曲でライブもすごく楽しい。
人は場所や物に記憶を残してしまうので
誰かを忘れるのには苦労する。
見つけたくなんかないんだけど見つけちゃう。

3. ななし
前回のアルバムが出てからすぐ出来た曲。
自分の感情に、ずいっと近づいてみると
まだ名前の付いてないものがある。
安易にカテゴリーに当てはめたら
ぼやけてしまう気がする。

4. シェア
フュージョンみたいになるかなー
とか思ってたけど全然ならなかった曲。
結果かっこよければ良し。
右手上げ左手胸右足曲げ体伸ばす。

5. スクラップ
作ってるうちにアニメのエンディング曲みたいだなとメンバーが言っていた。
言われてみたらそうだなと。
自暴自棄な甘えん坊。

6. 水の中
この曲で僕がイメージしてたものと、制作中に読んだ『春と盆暗』という短編集マンガの『水中都市と中央線』。
あるシーンが偶然リンクしていて、思わぬイメージの広がりを得た曲。
うたってて自分でウットリする。

7. 愛された日々
バイトの休憩中に突然思いついたリフを
こっそりボイスメモに録音。そこから曲になるまで一番時間がかかった曲。
リフの音にびっくりしたり、笑ったりしてもらいたい。

8. 退屈な夢
できたメロディをあんまり変えずに、素直な方の頭で制作した曲。
はじけとんで若さ。
思い切ってキャッチー。

9. グリード
世界なんて変えられない、そんなのは当たり前だけど、本気でなんでもできると思ってたあの頃の自分が恥ずかしくて、羨ましい。
虚勢をはって今日もなんとか生きている。

10. ガール
メロディと歌詞が同時に浮かぶ時がある。
『誕生日もクリスマスも』
歌った事のないテーマで今までとは少し違った楽曲に挑戦できると思った。
下手くそって思われてても気がつかない、冴えないプレゼントでがっかりさせるような、暗い物語の一服の清涼剤みたいなバカな男の子でいたい。



■約1年振りというバンド史上最速のフルアルバム「あまりかぜ」2016.8.10 RELEASE!

DELICIOUS LABEL
QECD-10002(BUMP-057)¥2,500(tax in)


01. アパートメントの宇宙
02. かじられている
03. あまりかぜ
04. まともになれない
05. ダンスホールへ
06. ディファ
07. 穴
08. ゆうぐれ
09. カノン
10. やすもの


「本、お笑い、映画、演劇、落語など音楽以外のところからインスピレーションを受けて制作しているのがこのバンドの特徴……」。スタッフからのメールには間違いなくそう書いてある。もちろん、確かにプロセスの段階ではそうなのかもしれない。だが、ここに届いた新作『あまりかぜ』……に限らずだが、シュリスペイロフというバンドがやっぱりどうしようもなくロックでしかないのはなぜなのだろう。ここで鳴らされているのは、100%混じりけのないロックでしかない。それも、ギミックなしのギター・オリエンテッドなロック。乱暴な言い方をすれば、何から影響を受けようと、何に感化されようと、音を鳴らせばロックになってしまう。むしろ、これしかできない、といったその不器用なまでな横顔こそが魅力なのだろう。
 シュリスペイロフの結成は1999年。メンバーとは一度も話したことがないが、どういう音楽が好きなのかは想像に難くない。それをここで一つ一つつまびらかにすることはしないが、90年代のオルタナティヴ・ロックの時代のあの赤裸々なギター・ロックの音に産湯をつかい、そこから遡りルーツへと向かう、その旅の途中で様々な意匠に出会い、その刺激を吸収しながら裾野を一気に広げ……るわけではなく、それでも、90年代のあの空気を背負ったギター・オリエンテッドなロックンロールというスタイルにこだわり……というか、そこに居場所をずっと持ち続けている、そんなバンド。今もこうして彼らの最新作を繰り返し聴きながら、筆者はこのやっぱりどうしようもなくブルーにこんがらがった音の彼方を見つめている。
 例えばこの新作には「カノン」という曲がある。パッヘルベルが作曲した有名な「カノン」という曲に象徴されているように、もともとはクラシックの様式の一つを指す用語だが、ここで彼らシュリスペイロフは必ずしもその追唱するポリフォニックなスタイルをとっているわけではない。3拍子でゆるやかに進行する曲ながら、あくまで3ピース・バンドという枠組みの中でエモーションの塊となって後半に向かって大きく大きく昇華していく。だが、ここにはやや陰鬱で諦念の香りさえ漂う。タイトル曲でもある「あまりかぜ」に至っては、ヴォーカル/ギター担当の宮本英一が、最近専ら夢中になっているという落語の中に出てくる“極楽の余り風”からとられているそう。確かに桂米朝などで知られる『夏の医者』の中にこの一節が登場するが、本来、“夏の最中に感じられる心地良い風”を意味する言葉も、この曲の中ではやっぱりどこかに翳りを携えたままの主人公がいる、そんな曲だ。ちっとも心地良い風ではない、どちらかと言うと、その心地良い風が虚しくもあり、でもそれがなんだかちょっと可笑しい、そんなニヒルな風合いさえ感じさせる作品になっている。
 恐らくシュリスペイロフというバンドにとってのロックとは、こうした諦念、ブルー、不安、斜陽……といった言葉が孕むイメージを表現しうるものなのだろうと思う。それは、ともすればダークでもあり、ナードでもあり、救いがほとんどない絶望スレスレの様相でもあり……でも、彼らはそこに特別の美学を感じているのではないか。それこそ、90年代のオルタナティヴ・ロックや、そのルーツに当たる60年代のサイケデリック・ロック、ガレージ・ロックがそうであったように。
 心地良い風も、晴れやかな君の笑顔も、楽しいはずの今日という一日も、もしかすると明日には跡形もなく消えてしまうかもしれない。いや、きっと失われてしまうに違いない。でも、だから、どうだというのだ。そうやって消え失せてしまうかもしれないから美しいのではないのか。どれほど広義なカルチャーに影響を受けても、シュリスペイロフというバンドがかたくなにロックというフォルムに着地するのは、恐らくそんなあまりにも感傷的なロマンティシズムに貫かれているからなのかもしれない。

2016年7月
岡村詩野



■約4年振りとなるフルアルバム「その周辺」2015.5.20 RELEASE!

DELICIOUS LABEL
BUMP-045¥2,500(tax in)


01. 空中庭園
02. 働きたくない
03. 憂鬱に踊る
04. その周辺
05. さよなら宇宙
06. スターレット
07. ルール
08. 夜の公園
09. 地球を歩く
10. エンドロール





■約3年振りのリリースとなるmini album「turtle」2014.4.16 RELEASE!!!

DELICIOUS LABEL
BUMP-040 ¥1,500(tax in)


01. 下着と日々 
02. 朝ごはん
03. 小説
04. 檸檬
05. どうでもいい







■2年振りとなる3rd Full Album「0.7」2011.8.24 RELEASE!!!

Texte alternatif

3rd album「0.7」2011.8.24 release
十一records /
Bowinman Music Group,Inc.
DQC-752 ¥2,800(tax in)


01.夢うつつ 歌詞
02.消失点 歌詞
03.空白に向かっていくよ 歌詞
04.まさかさかさま 歌詞
05.なんで不安で 歌詞
06.花を這う 歌詞
07.すべて 歌詞
08.君の大切なこと 歌詞
09.空知らぬ雨 歌詞
10.1874 歌詞






■未発表音源2曲を含む、自身初となるライブ音源リリース決定!ライブベスト!

十一records /
Bowinman Music Group,Inc.
DQC-684 ¥2,011(tax in)


01.ドア[Live]
02.君と僕[Live]
03.花とゆめ[Live]
04.空白にむかっていくよ[Live]
05.キミの話[Live]
06.レインマン[Live]
07.ダイバー[Live]
08.バタアシ[Live]
09.すべて[Live]
10.トロイメライ[Live]
11.行灯行列[Live]




■メジャーよりリリース、2ndアルバム

BabeStar Label /
Victor Entertainment
VICB-60042 \1890(tax in)


01.花とゆめ
02.レコード
03.行灯行列
04.ハウス
05.トロイメライ
06.君と僕
07.ダイバー
08.レインマン






■シュリスペイロフ初正式音源

colla disc CLA-60028 \1500(tax in)

01.ピアノ
02.ドア
03.バタアシ
04.ミディ
05.キミの話
06.夕日の色






FIRESTARTER RECORDS/NMNLレコーズ \500(tax in)

01.ダイバー
02.バタアシ
03.レインマン


発売終了しました